2011年6月30日木曜日

オフィスで熱中症になった件

先日、会社で節電のために冷房を入れないで頑張っていたら熱中症になりました。症状としては以下のような感じでした。
  • 頭が痛い。
  • 強烈な睡魔に襲われた感じがして頭が働かない
  • 突然意識が無くなる
  • 顔が赤くなる
過去にも熱中症になったことは何度かあり、そのときの症状に酷似していたので、すぐに水を飲んで冷房を入れました。しばらくすると動けるようになったので、その日は代休を使って午後から帰りました。正直、意識が飛んだのにはビビりました。

何でこんなことになったのかというと、節電の為に空調の設定温度を高め(29度)にしていたことと、私の席の空気の対流が悪かったたこと、そして、熱源が多いことです。私の席は胸ぐらいの高さのパーティションに囲まれていて、PCが3台(タワーが2台、ノートが1台)と液晶モニターが3台(マルチモニター構成)稼働しています。空調の風も来ないし、発熱も十分です。

節電も重要かもしれませんが、健康を削ってまでやる必要は無いと思います。節電もほどほどにするのがよいのでしょうね。

2011年6月13日月曜日

ソニーがAESに対応したFeliCaをチップを発表

ソニーがAESに対応したFeliCaチップを発表しました。サヨナラ3DES。以下、日経BPの記事より引用です。
ソニーは2011年6月10日、暗号方式としてAESを採用し、メモリ・サイズを6Kバイトに拡張した次世代FeliCa用のICを開発したと発表した。現行品は暗号方式がトリプルDES、メモリ・サイズが4Kバイトだった。2011年冬にサンプル・チップの出荷を開始し、2012年春から量産出荷する予定。

暗号の業界で良く言われる言葉に、「弱い暗号を使うならば、暗合化しない方がよい」というものがあります。これは、暗号化したことによって、セキュリティが高くなったと思い込み、逆に秘密データの管理を疎かにしてしまうことを意味しています。

で、「そろそろヤバそうな暗号アルゴリズムを使うの止めようよ」というのが、俗にいう暗号2010年問題です(2010年は過ぎちゃったけど)。今回FeliCaが採用するAESは2010年問題の言い出しっぺのNISTが推奨する共通鍵暗号アルゴリズムに含まれています。今後はFeliCa以外の暗号アプリケーションも徐々にAESに移行して行くのでしょうね。