2009年5月9日土曜日

NetBSDでiSCSI Targetを構築する。その3 ESXiでマウント編

今回はVMware ESXi 3でiSCSIをマウントする方法を紹介する。この手順もとても簡単。
  1. iSCSIソフトウェアアダプタをEnableにする
  2. HBAにターゲットが稼働するマシンを登録する
  3. データストアに追加する。
まずは、ESXiに標準で入っているiSCSIソフトウェアアダプタをEnableにする。【Configuration】→【Storage Adapters】→【iSCSI Software Adapter】のアダプタ(vmhba33など)を選択し、【Properties】をクリック。その後、【General】タブにて【Configure】ボタンをクリックし、statusをEnableに変更する。

次に、【Dynamic Discovery】のタブに移動し、【Add】をクリック。iSCSIターゲットのIPアドレスを指定して(ホスト名は指定できない)を指定する。

最後に、【Configuration】→【Storage】を選択し、ウィザードに従ってストレージを追加する。iSCSIのストレージは【Select Disk / LUN】の画面に自動的に表示される。後は、データストアの名前を入力して終了。
肝心の使用感としては…遅い。うーん。真面目に使うにはやっぱりFC-SANが必須だわ。FC-SANなら速いしQoSも確保できるし、バックアップ系のアプリケーションも使えるし。ESXiでコチョコチョ遊ぶくらいならiSCSIでも十分だと思うが、真面目に運用するにはチョイとキツいかもしれない。ところで、ESXiはリンクアグリゲーションに対応しているそうな。スイッチを買ったら試してみるつもり。

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