2008年10月26日日曜日

Macで光デジタルオーディオを使う(その3)

RSDA302Pを買ってから2ヶ月が経過した。エージングもそこそこ進んだようで音も安定して来た。エージング前はドンシャリ系の傾向が強く中域がスッポ抜けた感じになっていた。エージング後はこの傾向も消えて、中域のバランスもまぁまぁ良くなって来ている。

音質に関しては、このアンプは高音向きに思える。高域に関しては、繊細な感じがして良いが、相対的に低域のあっさり感が目立ってしまう。決して低域の再現性が低いわけではなく、高域が目立つために低域が弱く感じるだけだ。低域も引き締まった音で出ている。
このアンプの善し悪しは好みの問題だろう。包み込むような優しい低域 - 中域を望むならば、このアンプは向いていないような気がする。反面、突き抜けるようなクリアな高域を求めるならばいいと思う。

ちなみに、RSDA302Pは通常のアナログ入力も持っているが、こちらは期待してはいけない。RSDA302Pの特徴である高域の伸びが全く出なくなってしまう。あくまでオマケ程度に考えた方がいいかもしれない。

不満点はRSDA302Pの方じゃなくMac側。前回も記載したが、Macの光デジタルオーディオは「音を鳴らしていないと信号を止めてしまう」仕様となっている。この仕様のせいでアンプが安定するまでにしばらく時間がかかる。今のところの対策としては、アンプの電源を入れた後は、しばらくアナログ入力に切り替えておき、音を聴くときはデジタル入力に切り替えるという使い方をしてる。

音質に関してはおおむね満足。コストパフォーマンスに関しては大満足。アナログ入力がもうちょっと良ければいいんだが....やっぱオペアンプを交換をしますかな。

2008年10月14日火曜日

Macbookの光デジタルオーディオを使う(その2)

MacbookにRSDA302Pを繋いだが音が出ない。デジタルケーブルを繋いだ後に15秒ほどは信号が来ているが、その後信号が出力されなくなってしまう。いろいろ試した結果、Macbookの光デジタルオーディオは「音が出ていないときは、信号を止める」仕様となっている事が解った。

ちなみに、光デジタルオーディオ出力を用いている場合は、PreferencesのSoundには「The selected device has no output controls」と表示される。つまり、音量の調節はアンプ側でやる事になる。キーボードから音量調節ボタンを押しても、灰色のアイコンが表示されるだけ。
アンプ側では、信号が来たりこなかったり....イマイチな仕様だな。

2008年10月13日月曜日

Macbookの光デジタルオーディオ出力を使う(その1)

Macbookのオーディオ出力はお世辞にも高品質とは言えない。まずはノイズが酷い。音を出す->無音の状態になると、「ピポ!ズズズズズ」というノイズが流れる。これが結構な音量で流れるので、さすがに使う気にはならなかった。
そんなこんなで、「音」には全く期待していなかったが、Appleのハードウェアサポートページに光デジタルオーディオ出力があることが書かれていた。一見するとMacbookにはデジタル出力は無いようだが、イヤフォンと共用の端子が光デジタル出力のポートとなっているようだ。試しにピンプラグの光デジタルオーディオを繋いでみると、たしかに赤く光る。

せっかくなので、DACかデジタルアンプを物色していたところ、RSDA302Pという格安でそこそこ鳴ってしまうデジタルアンプを発見。その足で秋葉原へGo!

買ったもの:
・RSDA302P(ラステーム・システムズ)@若松通称 20000円
・ACアダプタ(24V, 2.5A)@秋月電子 1700円
・デツ“タルオーデイオ光ケーブル 1m@千石電子 420円
パッケージのデジタルオーディオのスペルが....すげぇ変だよ。千石電子さん。

さぁてMacbookに接続するか。あれ、音がでねぇぞ!!